河の童-かわのわっぱ-
デフ・パペットシアター・ひとみは、ろう者と聴者の感性を活かし、新しい人形劇の表現に挑みつづけてきました。本作も、各分野のさまざまなアーティストと共に、メンバーとのヒアリングを重ね、これまでの枠を超えた人形劇を創造しました。
河の童-かわのわっぱ- あらすじ

河童は、のんびり、平和にくらしています。井戸は自分の井戸で、鯉やゲンゴロウ、蟹なんかと一緒に、ゆったりゆらゆら。水はキラキラ輝いていて、世界は、そこにすべてがあります。足りないものなんてどこにもなくて。にんげんに会うと、攻撃されたりするので、なるべく会わないようにしています。でもにんげんの小さいの、こどもと遊ぶのは大好きなので、たまに相手をしてやります。村に雨が降らなくなったある時、突然にんげんたちは、それを河童のたたりだと考えて・・・。河童とこどもたち、そしてある少女との交流、おとなになったにんげん達と河童をめぐる物語。

時間

1時間10分(休憩なし)

スタッフ

原作:火野葦平「河童曼陀羅」(国書刊行会)
脚本・演出:立山ひろみ
人形美術:本川東洋子
舞台美術:大島広子
作曲・音楽:佐藤望
舞台監督:榎本トオル
振付:向雲太郎
照明:後藤義夫(有限会社 ステージ・アイ)
舞台監督:榎本トオル

河童といえば、日本人にとても親しみのある「あやかし」ではないでしょうか。ときには、川に馬や人間をひきずりこむといういたずらな存在として、また、ときには、畏れ敬われる、神様のようにも描かれています。地域によってもさまざまな伝説や言い伝えとして、受け継がれてきました。今回デフパペットでは、河童と人間のすれ違いや、河童にとっての大切な世界を丁寧に描いて、異なる世界に生きている河童と人間に焦点をあて「共にいきるとは」その本質に迫ります。「デフ・パペットシアター・ひとみ」だからこそ出来る表現の可能性に迫りました。ぜひご期待ください。
河の童-かわのわっぱ-